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『アナと雪の女王』といえば日本でもかなり話題になった2013年公開のディズニーアニメーション映画。特に主題歌『レット・イット・ゴー』のサビ部分は英語版・松たか子版問わず、どこでも耳にしたし、テレビではどのチャンネルでもアナ雪のことに触れていた記憶がある。

『アナと雪の女王2』はその続編。そんな注目度の高い作品ともなれば、ツイッターに映画の感想漫画を上げる人がいても不思議ではないと思う。だが、今回騒動の発端となった7人の漫画投稿者には、投稿時間が12月3日19時台に集中しているという奇妙な共通点があった。

『アナと雪の女王2』の公開日は11月22日。公開日直後に被ったならまだ自然かもしれない。しかし、公開から12日後のほぼ同時刻に、7人が同じ内容の投稿をする。これは偶然と言うにはあまりに確率が薄く、作為的なものを感じざるを得ない。

そして問題となったのはそのツイートのいずれにも「PR」という文言がなかったこと。宣伝にもかかわらず、宣伝であることを明記しなかった場合、俗にいう「ステマ」にあたり、景表法に抵触する可能性がある。

その不審な点に火がつき、7人の投稿者や配給会社のウォルト・ディズニー・ジャパンに対し、ツイッターユーザーから多くの批判が向けられた。

炎上状態となった7人の漫画家はすぐに先日投稿した漫画は「PR漫画」であったとする謝罪ツイートを行っている。中にはPR記載を「忘れていた」とする漫画家もいた。

また当初は沈黙していたディズニー・ジャパンも12月5日、公式ホームページに謝罪文を公開した。

https://www.asahi.com/articles/ASMD573FHMD5UCVL02J.html

謝罪文には、PR漫画を7人の漫画家に依頼したのは事実であったこと、「PR」の明記がなかったのはステマではなく、関係者間でコミュニケーションエラーがあったからであることなどが記載されている。

これにより、アナ雪2の感想漫画騒動にひとまずの区切りがつけられる形となった。

実際のところ、今回のできごとがステマだったかどうかを断言することはできない(状況的に怪しいことだらけだが、ステマだとする明確な証拠がない)。しかし、仮にステマだったとすると、1つの懸念が浮かぶ。

それは依頼を受けた漫画家が、この騒動がきっかけで今後の活動に支障が出るのではという懸念。

私はこの件の7人の漫画家の誰のファンでもないが、私は単純に個人で活動しているクリエイターが好きなので、そういった人たちが1回の高額報酬のために(ステマの依頼は「PR」を明記する公明な依頼よりも遥かに高額らしい)、自身のブランド価値を失墜させることに、車道の近くを駆け回る子供を見るような危なっかしさを感じてしまう。

この漫画家たちが「ステマ依頼」を承知で、悪の確信を持って漫画を描いていたのならまだいい。でも、ステマであることを隠されて依頼されていたり、そもそも景表法をめぐる法律の知識がなく、ぼんやりと無自覚に依頼をこなしていたのだとしたら。

無邪気なクリエイターが、行為の善悪よりも実利を追求する社会の犠牲になったのだとしたら。私はいたたまれない気持ちになる。

今回の7人の漫画家がそのケースに当てはまるかはわからない。でも、たとえ当てはまらなかったとしても、これからもステマ依頼はネット上で活動しているクリエイターのもとへ届くのだろう。それによって才能のあるクリエイターの未来が閉ざされてしまうのは、あまりに理不尽なことじゃないだろうか。

 

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